仕事から疲れて帰ってきた
お父さん、お母さん
お兄さん、お姉さん
お仕事お疲れ様でした。
足、臭っていませんか・・・
批判しているわけではありません。
私は足の臭いは頑張って働いた証だと思っていますから。

私もストッキングとパンプスで働いていた時は気になってました!
いつも仕事終わりは消臭スプレーをし、ストッキングを履き替えて帰っていました。
足の臭いは様々な原因が隠れているといわれています。
臭いの原因によっては、毎日洗ったからといって簡単に改善されないものもあるのです。
そこで本記事では、足の臭いの原因別に対処方法も合わせて解説していきます。
・足の臭いで不快な思いをしたことがある
・人前で靴を脱ぐのをためらう
・足を清潔に保ちたい
そんな失敗をしてしまわないように普段から足のケアを怠らないようにしましょう。
足が臭う原因は5つある
足の臭いといっても酸っぱい臭いからアンモニア臭まで様々な種類があります。
これは臭いの原因が違うためですが、原因が違えば対処方法も変わってくるものです。
そこで、ここでは足のにおいの原因5つを詳しく解説していきます。
まずは自分の足のにおいの原因を確認してから、対処方法を検討していくようにしましょう。
臭いの原因① 細菌の繁殖
足の臭いの原因で一番多いのが雑菌の存在です。
もともと足には常在菌がいますが、これらが汗や角質などと混ざることで臭いを放つようになります。
この雑菌が原因の場合は酸っぱい感じの悪臭になりますので、本人だけでなく、周囲の人にも気付かれやすくなるでしょう。
汗自体はもともと無臭なので、においの原因になる古い角質、垢などをためないように清潔を保つ必要があります。
常在菌は高温多湿で成長しますので、靴が蒸れないように市販のスプレーなどで対策をするようにしましょう。
臭いの原因② 爪あかの溜まりすぎ
足の爪は長時間靴を履き続ける影響で蒸れて雑菌が多いうえに、ケアを怠り気味になる部位です。
そんな足の爪は放っておくと悪臭の原因になることがあります。
爪と皮膚の間につまった角質や垢、雑菌が強烈な臭いを放つようになるのです。
特に親指は皮膚と爪の間に汚れが溜まりやすいので、ブラシや爪切りでしっかりケアするようにしましょう。
臭いの原因③ ストレスによる精神性発汗
ストレスから自律神経に乱れが生じると精神性発汗症になることがあります。
健康な人より多く汗をかくため、余計に雑菌が育ちやすくなり、悪臭の原因になってしますのです。
市販の消臭スプレーで臭い対策はできますが、根本の原因であるストレスがなくならない限りケアするのは難しいでしょう。
臭いの原因④ 疲労臭
ストレスが原因の臭いと並んで、ビジネスマンに多いのが疲労臭です。
体が疲れすぎていると肝臓や腎臓の働きも低下するため、本来尿として排泄されるはずだったアンモニアが汗と一緒に出てくるようになります。
そのため、足の臭いがよりきつく感じるようになるのです。
疲労臭が原因の場合は洗ってもにおいが改善することはありませんので、ゆっくり休んで疲れをとることに専念しましょう。
臭いの原因⑤ 多汗症や水虫
水虫は白癬菌と呼ばれる、カビの一種が繁殖することによってかかる病気です。
主に皮膚の角質層に寄生することが多く、人から人へ感染することもあり、一度かかるとなかなか治らない厄介な皮膚病です。
水虫は足に症状が現れることが多く、長時間靴をはいて蒸れた状態にしておくと菌の繁殖率が高まってしまいます。
精神的な多汗症もありますが、病気によって代謝異常がおこり、多汗症になる人もいます。
特にストレスを感じてもいないのに、大量の汗をかくという人は一度病院を受診するようにしましょう。
足の臭いを改善!自宅でできる4つの方法

自分の足の臭いの原因はわかりましたか?
私は雑菌の増殖かな・・・。
頑固な足のにおいの原因は1つとは限らず、いくつかの問題が重なっているケースも少なくありません。
そのため、対処する方法は1つではなく、可能な限りいろいろと試してみることをおすすめします。
清潔な足を保つ正しい洗い方
まずは基本として、正しい足の洗い方を学びましょう。
毎日、正しく洗って清潔にするだけでも落ち着くにおいがあるものです。
雑菌を繁殖させない工夫
①石鹸をよく泡立てて包み込むように片足ずつ洗う
この時、殺菌成分の入った足用石鹸などを使えば、より常在菌を減らせるので効果的です。
洗う時は手を使うようにして、足の裏などを傷つけないように注意しましょう。
②指と指のあいだ、爪の溝部分までブラシを使って洗う
足の指と指のあいだは手を使って丁寧に洗っていくようにしましょう。
そして、悪臭の原因になる爪の溝の部分は柔らかめのブラシを使って、しっかり汚れをかき出して洗うようにして下さい。
爪用ブラシも売ってありますが、柔らかい歯ブラシの方が汚れをかき出すのに便利です。
③よく洗い流して水分をしっかり取り、完全に乾かす
しっかり流して石鹸カスなどが残らないように注意をしましょう。
そして、湿気があると雑菌が繁殖してしまうため、すぐに足を乾かすようにして下さい。
お風呂上がりは体が温まっている状態ですので、靴下を履くと蒸れてしまうことになります。
完全に足が乾き、体温が落ち着いてから靴下を履くようにしましょう。
お酢と重曹でにおい対策
気軽に手に入る家庭用品でも足の臭い対策ができます。
皮膚の常在菌は酸性に弱いので、お酢のクエン酸効果で菌を死滅させることができます。
洗面器にお湯をはり、大さじ2杯くらいのお酢を混ぜてから足を5分ほどつけるだけです。
あまり頻繁にやるのと皮膚によくないので、週2回くらいを目安にやってみましょう。
また、スーパーやドラッグストアなどで手軽に手に入る重曹も臭い対策に効果があります。
洗面器にお湯をはり、大さじ3杯の重曹を入れて足を15分程つけるようにして下さい。
2~3日続けるとにおいが軽減してきたのを感じとることができるでしょう。
ストレスや疲れをためない工夫
足の臭いの原因がストレスからくる精神性多汗症の場合は、根本の問題であるストレスに対処しなければなりません。
日常生活でリラックスできる時間を積極的につくったり、睡眠時間をしっかり確保したりして自分で整える努力をしてみましょう。
それでも、自分ではどうしようもないという方は専門家の助けをかりることも検討してみて下さい。
市販の消臭ケア商品を利用する
家での対策と合わせて、市販の消臭ケア商品も利用すれば臭い対策は万全です。
ここでは市販の足用消臭ケア商品から評判のよいものを2つご紹介します。
【医薬部外品】デオナチュレ 足指さらさらクリーム
「アムル石」という天然成分を配合し、足のむれや汗、ニオイを軽減してくれます。
また、汗を吸収してサラサラに保つパウダーが入っているため、夕方までサラサラ感がもつと評判です。
【医薬部外品】ドクター・ショール デオ ドライ パウダースプレー150ml
フットケア専門のドクター・ショールが開発した足用消臭スプレーです。
スプレータイプなのでストッキングの上からでも直接使うことができます。
抗菌剤成分でにおいのもとになっている菌を軽減してくれて、パウダー配合で不快な蒸れから足を守ってくれます。
まとめ
足の臭いを消す方法についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
普段からできるケアをしっかりしていれば、足のにおいは対策可能な問題であることが分かってもらえたと思います。
デリケートな悩みなので、こっそり解決したい人にはとてもおすすめな方法です。
どこに行ってもためらわず靴を脱げるように、ぜひケアをしてみて下さい。